飲み物と映画

飲み物を飲みながら映画を見ます

コーラと「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」

コーラを飲みながら「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」を観ました。

ドラえもんの映画は、もしかするとひみつ道具博物館以来かもしれません。

めっちゃくちゃ面白くて感動しました。なんで涙ぐんでしまうのかわからないくらい、音楽っていいなと月並みですが思いました。

 

doraeiga.com

 

 

あらすじ

学校の音楽会に向けてリコーダーを練習をするのび太。その前に現れたミッカという少女。

のび太たちは、彼女の歌声に合わせてリコーダーの演奏をすると、後日ミッカが住んでいる「音楽(ファーレ)の殿堂」と呼ばれる場所へ招待される。ミッカはこの殿堂を救うため、一緒に演奏をする音楽の達人【ヴィルトゥオーゾ】を探していたのだった。

 

のび太たちはドラえもんの道具「音楽家ライセンス」を使って、それぞれの楽器を演奏しこの音楽の殿堂を救おうとするも、そこには星を飲み込む「ノイズ」の姿が立ち塞がる。

音楽のちからでノイズに打ち勝つことはできるのか。

 

 

出てきた飲み物

水 など

 

感想(※以下ネタバレあり)

 

おーもしろかったです!

ドラえもんくらいになると、あらすじがいらないのもすごいですね。

巧妙に伏線が張り巡らされていたり、ほんの小さなのび太の怠慢から大きな事件に発展していくのも感動です。

今回のきっかけは本当に小さくて、それがこんなに大きくなって、最後の日記のオチも完璧です。素晴らしい!!

 

日常には音楽が溢れていて、それによって人々が笑顔になっている。いかに生活の中に音楽があるかを序盤で表現していて、中盤では音楽はただ人々を明るくするためだけでなく、寄り添う演奏も必要であることも提示しています。

 

楽器の上達もドラえもんの道具で手にした瞬間すぐにプロレベルになるのではなく、

楽器の触れ方接し方→音楽の寄り添い方→みんなで呼吸を合わせて演奏すること

と段階を踏んで着実にうまくなる点も良いです。

 

 

終盤の話ですがタイトル回収ののち、掃除機の音や世界中のまな板の音、バンドのドラム、兵士のハーモニカなどあらゆるメロディーやリズムが集まる、マイケルのyou rock my worldのような始まりから、宇宙のオーケストラが混じり合いこの世の全てが音楽に包まれていきます。ここがとっても素晴らしい〜。ミッカが粋なメロディーを口ずさむのもニヤリとします。

 

子供が大勢いる時間帯に観に行きましたが、子供達も音楽に合わせて体を揺らしたり、思わず手を叩いたりと素晴らしい空間でした。自由に手を叩いて歌っていい劇場で見たいですね。

 

あと小さいところでいうと、五線譜に見立てた電線に小鳥がとまったりとまっていなかったりする演出も良いです。

 

 

コーラなシーン

・演奏シーン

・伏線回収

・全てコーラ

 

考察

この映画で考察するところは ミッカはコーラを飲んでいたのか に関してです。

 

結論から先に言うと、私は 飲んでいた と思います。

 

地球に来た時に、アイスを食べているシーンから、地球の食べ物が食べられることがこのことからわかります。お金も多少持っていたことでしょう。

また、都会を満喫しているようなシーンがありその中できっとコーラにも触れたことでしょう。

 

ファストフードに入って見たり、自販機に興味を持って飲んでみたかもしれません。

 

あのシュワっという音、きっとあれも音楽(ファーレ)です。

 

コーラの一つとってもファーレが溢れていますね。

瓶をふけば笛に、叩けばキンと高い音、ペットボトルもコーラが入っていれば低く鈍い音、飲み干したならば乾いた音、大きさによっても音域が変わります。プハー!というため息も、喉の鳴らす音も、そして開封時のシュワ音も全てが音楽(ファーレ)です。

 

そんなことに気づかせてくれたこの作品に感謝ですね。

 

余談ですが、シュワ音というとMAN WITH A MISSIONのGet Off of My Wayで、炭酸音を使っていたのを思い出します。

youtu.be

 

 

結論

コーラ度 ★★★★★

 

みなさんも是非、コーラと一緒に「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」を観てみて下さい。

久々にドラえもんの映画を見る人も、vaundyの主題歌と声優姿を聴きにいくくらいの軽い気持ちで行ってみてください。

 

 

コーラと「劇場版SPYxFAMILY CODE: White」

コーラを飲みながら「劇場版SPYxFAMILY CODE: White」を観ました。

公開期間長いですね。

 

spy-family.net

 

 

あらすじ

あのSPYxFAMILY の劇場版。

今回は、アーニャが通う学校にて調理実習があり、優秀な生徒にはステラが与えられるとのことで、審査員の校長のために好物である「メレメレ」というお菓子を作ることになったフォージャー家。

作るためにはまず本場の味を確かめようと、家族旅行としてメレメレの本場である避暑地「フリジス地方」へ向かうことになった。

道中、アーニャは好奇心ゆえに列車で他人の荷物を開けてしまい、中に入っていた一つのチョコレートを誤って食べてしまった。しかしそのチョコレートには世界平和を揺るがす重大な秘密が隠されていた!!

 

 

出てきた飲み物

ワイン、コーヒー、紅茶? など

 

 

感想(※以下ネタバレあり)

 

なんというか、微妙でした。

 

初めてSPYxFAMILYを見る人用なのか、親用なのかわからないですがしっかりと人物紹介をしていました。まあそこは例年のコナン映画のような感じです。

 

ただ、わかりやすくしすぎて全員がバカになっています。

アーニャも短絡的な行動をとり、ヨルもロイドも周りが全く見えてなく、出てきた空軍大佐のcv.銀河万丈もそんなことする?みたいな人でした。

 

子供に見せるにしても不倫とか浮気とかの話で家族で見るのは変じゃない?という感じで、かといって大人が最高に楽しめるかというと無理があります。

途中出てくるターミネーターみたいな機械人間もなーんも脈絡がないし、大きく絡まず通せん坊しただけで、勿体ないです。

 

夜帳も結構しつこく、普段のアニメでは好きなキャラだったのに、今回はもういちいち反応しないでくれと思いました。

 

何と言っても、主題歌が勿体なさすぎる!!!

せっかくのofficial髭男dismと星野源で一期を踏襲した形なのに、エンディングでテレビサイズくらいの短いのを星野→髭 の順でただ流しているだけでした。

 

いや、最後レシピも味も把握したからじゃあ家で練習してみよう!

といって、髭のSOULSOUP流しながら、小麦粉ひっくり返したり思いっきり焦がして首傾げているようなのをボラギノール編集の静止画でやっても良かったというか、それが見たかった。それを見に行っていたようなものなのに。

 

いつ、主題歌が流れるのかとワクワクしていたらこれか。

星野源の曲だって、一期は映像含めて毎回感涙するくらい「喜劇」が好きで、今回もどんな感じかと思ったら、そんなもん???って感じだ。

エンディング映像が一期のエンディングの続きやもう一つのバージョンのようなテイストだったら内容どうであれ最後めっちゃ良かったなと感傷に浸れたのにな!!!

 

 

コーラなシーン

・アーニャのうんこ我慢している時の精神世界

・占い好きな空軍は好きだった

・ジト目

 

 

考察

この映画で考察するところは フォージャー家はコーラを飲んでいたのか に関してです。

 

結論から先に言うと、私は 飲んでいた と思います。

 

みなさん、最近の綾鷹とSPYxFAMILYのコラボ見たことありますか。

 

www.ayataka.jp

 

https://www.ayataka.jp/spy-family/

 

普段は、コーラがこの時代にあったかどうかを調べてから考察するのですが、もうこんなの見たらどうでも良くなりますね。なんでもありです。

 

この時代にはペットボトルはないから瓶にはしつつも、綾鷹らしきものは存在している世界線です。おにぎりもあります。

 

そして、綾鷹はどこが販売しているかというと、そうCoca-コーラです。

綾鷹より後にコーラが出ているなんてことはないでしょうから、きっと瓶のコーラはこの世界にはありますし、描こうと思えばコーラのある世界線もあることでしょう。

 

ぐちぐち言っていますが、このコラボは瓶の綾鷹も含めていい絵だなと思います。

 

結論

コーラ度 ★★☆☆☆

 

みなさんも是非、コーラと一緒に「劇場版SPYxFAMILY CODE: White」を観てみて下さい。

 

 

コーラと「少女は卒業しない」

コーラを飲みながら「少女は卒業しない」を観ました。

「不適切にも程がある」や「愛なのに」を見て、河合優実さんに引き込まれ見ました。

コーラではないですが、誰しもが経験したことのある「卒業式」直前の浮き足だったあの感じだけでも泣きそうになりますし、余白が多い点も良かったです。

 

shoujo-sotsugyo.com

 

 

 

あらすじ

3年生の卒業と同時に取り壊しとなる山梨の県立高校を舞台に、4人の少女たちのそれぞれの「卒業」が描かれる。

 

彼氏と進路で仲が悪くなってしまった後藤由貴、

ネタバンドと揶揄されているバンドのボーカルを特別な思いで見つめる軽音楽部部長の神田杏子

クラスに馴染めず図書室に通う作田詩織、

彼女らは卒業式のリハーサルで卒業生代表として答辞を読んだ山城まなみ(河合優実)の姿を見て少しずつ動き始める。

 

 

出てきた飲み物

なし?

 

 

感想(※以下ネタバレあり)

面白かったです。

 

卒業式直前の全員が授業もないし、ただみんなに会うためだけに学校に来て

ひたすらダベって笑っているあの感じがとても懐かしくなります。

 

4人の主人公たちの、彼氏とのきまづさや踏み出そうと決心するも行動になかなか移せないあの感じも見事に表現されていて、ドキュメンタリーかとも思いました。

 

そして森崎が卒業ライブで歌ったあの姿、感動しました〜〜。

私は体育館でみんなが一点に見惚れる姿がとても好きです。

ハルヒ坂道のアポロンのような。

 

この作品はとても余白が多いです。

なぜ、どうして、があまり説明されてなく、その後どうなったのかも説明されずに終わっていきます。

その塩梅が絶妙で、不思議と不完全燃焼な気分にならず、

見終わった後に(ああ、きっとこうなったんだろうな)とすぐに心に思い描けるようになっています。

 

こういう映画は授業終わりに見にいって、同じビルのフードコートでHPかパンフレット広げながら、ああだこうだ無料の水を飲みつつ話したいですね。

親に遅くなるって言うの忘れてた…!!

 

コーラなシーン

・森崎の歌

・ママチャリのストッパーを外す音さえ登下校

・花火をした時に「くっさ」と言う感想がリアルで良い

 

考察

この映画で考察するところは 山城まなみはコーラを飲んでいたのか に関してです。

 

結論から先に言うと、私は 飲んでいた と思います。

 

彼女は調理部に所属し、調理系の専門学校に通う予定です。

栄養価やバランスについても気を配っていて、一見コーラなんてファットなものは口にしないのではないかと思いました。

 

しかし、彼氏の買ったゼリーは食べています。ゼリーはカロリーなんて無いも等しいものの、ここで甘いものは食べることはわかりました。

また、彼氏は明らかにコーラを飲むような青年です。彼女は「ほんと野菜食べるようになったよね」というセリフからも分かるように、野菜はあまり食べず肉やジャンクフードを好んで食べていたことがわかります。

 

このことから、最近では意識的にコーラなんて飲まない山城まなみだが、彼氏が飲んでいる500mlのコーラ(最近では700mlの場合もある)であれば、一口いる?シチュエーションで飲んでいたのではと考察します。

 

すみません、ペットボトルのコーラを想定していましたが、あの彼氏もしかすると何も考えず缶のコーラを買ってしまい、飲みきれなくて一口飲んでくんねというずるい間接キスをする一面もありそうです。

 

そうなった場合、食べた弁当を洗う彼氏を愛しい眼差しで見つめるまなみも断れません。

 

調理部の私にそれ飲ませる?まあいいけど。

ゴクゴクゴク え、めっちゃ飲むじゃん、結局コーラ飲みたいんじゃん。

 

 

 

結論

コーラ度 ★★★★☆

 

コーラでは無いかもしれないと言いつつ、この青春にコーラはあいます。

 

みなさんも是非、コーラと一緒に「少女は卒業しない」を観てみて下さい。

みなさんが高校時代に最寄りのコンビニやスーパーで買っていた飲み物(桃の天然水紙パックやジャグで飲む薄いスポドリビックルなど)と一緒に飲むと、さらにいいと思います。