飲み物と映画

飲み物を飲みながら映画を見ます

アニメ雑記 20240504

私は飲み物と映画と同じくらいアニメが好きです。

ここ最近見たアニメについてダラダラと書きます。

良くないことも書いたりしています。

 

ガールズバンドクライ

ネットで「賛否両論」みたいなのを見てどんなもんかと思って1話を見ました。

確かに3DCGの違和感みたいなものはあるし、オーディションで選ばれたらしく声優の下手さもややありますが、

アニメっぽい動きや表情もあるしエンディングで曲をそのまま歌うのもいいなと思いました。

 

以下4話までみていいなと思ったところです

 

・店がそのままの名前で出てくる

ビッグエコールノワールなど店がそのままの名前で出てくるのが嬉しい。

あのキャラが食べていたなとか、キャラと同じ世界線を生きている気がして嬉しい。

・舞台が川崎

川崎に住んでいるところが近いから

・バンドするしか道がないようなキャラ

主人公をはじめとして、実際売れるとは思えないがバンドくらいしかできそうもないキャラの社会の馴染めなさ。ここはあまり良くない点でもあるけれど。

 

なんとなく4話までみてしまっているから、何かしらの魅力はあるのでしょうが

どうしてもしっくりこないところが多く以下に書きます。

 

・作っている人がバンドをやったことがあると思えない

あまり他作品を例に挙げるのもナンセンスですが

「ぼっちざろっく」では、要所要所にバンドに片足突っ込んで秒速で諦めた人間なら誰しも共感できる点がたくさんあります。

井の中の蛙になって合わせたら下手くそだった、ライブハウス出てみると、自分が連れてきた友達以外マジで興味なさそうにスマホいじってる、体育館ライブの最高のホーム感など、青春を想起させるところが沢山あります。

けいおん!」はバンドはありつつも本題はその中での会話劇だと思います。それでも指の動きや部室でしかやらない消極的なスタンスの部活のあるあるなど、共感できるところがあります。

 

しかし、本作品はバンドやったことあんのか?と思うような物語です。

やったことない人間が思い描くガールズバンドの「エモい」部分だけを適当に扱っているような感じです。

 

・サブタイトルがダサい(と思ってしまう

各話サブタイトルが

第一話「東京ワッショイ」遠藤賢司

第二話「夜行性の生き物3匹」ゆらゆら帝国

など、バンドやロックの曲名から来ています。

他にもフィッシュマンズサンボマスターeastern youth

などが採用されていました。

 

正直私はあまり引用元のアーティストも歌も知りませんが

この引用ってちょっと寒くないか??と思ってしまいました。

なんか、軽音サークル入って4年の先輩にご飯連れて行ってもらった時に

「普段何聞くの?」とか質問されて

アジカンとかbacknumberとかが好きです」とか言ったら

「ああ〜」とか微笑された後、

カウンターとして出してくるアーティスト群。

 

おじさんホイホイ感というか、「わかってる」感がダサい。気がする。

 

ぼざろみたいに終始アジカンで筋が通っているわけでもなく、正直私程度ではこのサブタイトルの筋がわからない。

そしてパンストとかみたいに引用をもじっているわけでもないし、めっちゃ有名ということもない。

本当に初対面の人が出してきたら「うるせ〜」ライン。

 

CMの合間とかにMVの引用画とか挟んでくれたり、あからさまにやってくれたらいいんだけど、ちゃんと歌詞読んで2、3周その話も見て「あ、ここがこう繋がってるのか」みたいにしないと気づかない程度なのが腹たつ。

アニメと(自分が好きな)バンドの架け橋になりたい と思っているのかもしれない。

 

・ドラムの子がちょっと棒すぎるかも

これは仕方ないですが、アクターズスクール通っている設定に無理が出ています。

アクターズスクールの落ちこぼれならまだしもそうでもないし。

でもこれは仕方ない。今後きっとうまくなるはずです。

 

・主人公に付き合ってられない

本気で怒った方がいい。

 

 

以上、ここまで書きましたが

それでもなんとなく見てしまう魅力はあります。是非どうぞ~

girls-band-cry.com