飲み物と映画

飲み物を飲みながら映画を見ます

コーラと「少女は卒業しない」

コーラを飲みながら「少女は卒業しない」を観ました。

「不適切にも程がある」や「愛なのに」を見て、河合優実さんに引き込まれ見ました。

コーラではないですが、誰しもが経験したことのある「卒業式」直前の浮き足だったあの感じだけでも泣きそうになりますし、余白が多い点も良かったです。

 

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あらすじ

3年生の卒業と同時に取り壊しとなる山梨の県立高校を舞台に、4人の少女たちのそれぞれの「卒業」が描かれる。

 

彼氏と進路で仲が悪くなってしまった後藤由貴、

ネタバンドと揶揄されているバンドのボーカルを特別な思いで見つめる軽音楽部部長の神田杏子

クラスに馴染めず図書室に通う作田詩織、

彼女らは卒業式のリハーサルで卒業生代表として答辞を読んだ山城まなみ(河合優実)の姿を見て少しずつ動き始める。

 

 

出てきた飲み物

なし?

 

 

感想(※以下ネタバレあり)

面白かったです。

 

卒業式直前の全員が授業もないし、ただみんなに会うためだけに学校に来て

ひたすらダベって笑っているあの感じがとても懐かしくなります。

 

4人の主人公たちの、彼氏とのきまづさや踏み出そうと決心するも行動になかなか移せないあの感じも見事に表現されていて、ドキュメンタリーかとも思いました。

 

そして森崎が卒業ライブで歌ったあの姿、感動しました〜〜。

私は体育館でみんなが一点に見惚れる姿がとても好きです。

ハルヒ坂道のアポロンのような。

 

この作品はとても余白が多いです。

なぜ、どうして、があまり説明されてなく、その後どうなったのかも説明されずに終わっていきます。

その塩梅が絶妙で、不思議と不完全燃焼な気分にならず、

見終わった後に(ああ、きっとこうなったんだろうな)とすぐに心に思い描けるようになっています。

 

こういう映画は授業終わりに見にいって、同じビルのフードコートでHPかパンフレット広げながら、ああだこうだ無料の水を飲みつつ話したいですね。

親に遅くなるって言うの忘れてた…!!

 

コーラなシーン

・森崎の歌

・ママチャリのストッパーを外す音さえ登下校

・花火をした時に「くっさ」と言う感想がリアルで良い

 

考察

この映画で考察するところは 山城まなみはコーラを飲んでいたのか に関してです。

 

結論から先に言うと、私は 飲んでいた と思います。

 

彼女は調理部に所属し、調理系の専門学校に通う予定です。

栄養価やバランスについても気を配っていて、一見コーラなんてファットなものは口にしないのではないかと思いました。

 

しかし、彼氏の買ったゼリーは食べています。ゼリーはカロリーなんて無いも等しいものの、ここで甘いものは食べることはわかりました。

また、彼氏は明らかにコーラを飲むような青年です。彼女は「ほんと野菜食べるようになったよね」というセリフからも分かるように、野菜はあまり食べず肉やジャンクフードを好んで食べていたことがわかります。

 

このことから、最近では意識的にコーラなんて飲まない山城まなみだが、彼氏が飲んでいる500mlのコーラ(最近では700mlの場合もある)であれば、一口いる?シチュエーションで飲んでいたのではと考察します。

 

すみません、ペットボトルのコーラを想定していましたが、あの彼氏もしかすると何も考えず缶のコーラを買ってしまい、飲みきれなくて一口飲んでくんねというずるい間接キスをする一面もありそうです。

 

そうなった場合、食べた弁当を洗う彼氏を愛しい眼差しで見つめるまなみも断れません。

 

調理部の私にそれ飲ませる?まあいいけど。

ゴクゴクゴク え、めっちゃ飲むじゃん、結局コーラ飲みたいんじゃん。

 

 

 

結論

コーラ度 ★★★★☆

 

コーラでは無いかもしれないと言いつつ、この青春にコーラはあいます。

 

みなさんも是非、コーラと一緒に「少女は卒業しない」を観てみて下さい。

みなさんが高校時代に最寄りのコンビニやスーパーで買っていた飲み物(桃の天然水紙パックやジャグで飲む薄いスポドリビックルなど)と一緒に飲むと、さらにいいと思います。