飲み物と映画

飲み物を飲みながら映画を見ます

コーラと「春に散る」

コーラを飲みながら「春に散る」を観ました。

最初に言うと、コーラではないです。

gaga.ne.jp

 

 

 

あらすじ

かつて日本でプロボクサーとして活躍していた広岡仁一(佐藤浩一)は、

有利な状態で判定負けし、それをきっかけに渡米。

その40年後、アメリカでホテルマンとして不自由無く暮らすも不完全燃焼を感じ帰国、

かつての仲間ともう一度あの日のように暮らすことを提案する。

そこにかつての自分と同じように判定負けをした黒木翔吾(横浜流星)が現れ

ボクシングの指導を頼まれる。

はじめは断っていたが、いつしか自分の思いも乗せるようになり

共にチャンピオンになることを目指し始める。

https://gaga.ne.jp/harunichiru/about/ より一部引用

 

 

 

出てきた飲み物

ビール、水、酒(日本酒、カップ酒、ハイボール?)、ウーロン茶、試合中すぐ吐き出す謎の液体 など

 

感想(※以下ネタバレあり)

 

文芸作品むず〜と言う感想です。

 

佐藤浩一の重い演技があり、見たことは無いですが構えは元ボクサーの老人でした。

どうやら横浜流星はこの映画を機にプロテストに合格したらしく、

体が引き締まっていて、ボクシングシーンも見応えがありました。

 

また、窪田正孝の適当だけどめちゃくちゃ強いやつって感じがとても良いです。

無礼で興味がなくて、でも内心は怯えていたりもするようなそんなチャンピオン。

 

ラストやその前のボクシングシーンは、お互い撃ち合い撃たれあいで

迫力ありました。コーラ!と言うほどではないですが。

 

 

ただ一点、橋本環奈の必要性がわからなかったです。

橋本環奈のくだりがなければもっと短くできたのではないか、テンポよくなったのでは、

そんなことも思ってしまいました。

 

ここは孤独や、各々が新しい道を見つけていく といったことを示したいのかも

とは薄〜く思いますが、私は理解できませんでした。

 

 

コーラなシーン

・ボクシングシーン

・最初の佐藤浩一がボコるシーン

・橋本環奈があんなに幸薄い顔できるのは意外

・傷口を銭湯で見せてしまったシーン、ピカルのテブラーシカ思い出しました

 

考察

この映画で考察するところは 広岡仁一はコーラを飲んでいたのか に関してです。

 

結論から先に言うと、私は 飲んでいた と思います。

 

まずアメリカに行っていた経験からコーラは飲んでいたことでしょう。

テルマンだったという経緯もあり、朝も早かったりしてお酒もなかなか飲めず

この疲れを癒すのはきっとコーラだったことでしょう。

 

減量や筋肉について現役時代ほど考えなくて良いアメリカの日々、

コーラは身体中を駆け巡っていたと思います。

 

では日本に来てからはどうか。

大事そうにビールを飲むシーンが冒頭にあるように、

流石にアメリカで常飲していたコーラを日本に来て一番最初に飲むかと言われたら違うでしょう。

 

しかしそれ以降は、橋本環奈も家に泊めていたこともあり、

1.5Lのコーラは家にあったと想定されます。

 

おい、誰だこのコーラ

あ、私の。飲んでいいよ

ああ、日本でコーラか。これも現役時代じゃ考えられなかったな。

 

コップに注いだコーラの炭酸が底からブクブクと湧き上がる。

それを見ているうちに、誤ってコップから溢れるまで注いでしまう。

 

「世界戦、勝つぞ」

 

そう黒木に言う広岡は、決意の目をしていた。

 

 

 

結論

コーラ度 ★★☆☆☆

 

コーラではないです。何かというと難しいですが、合う飲み物あれば教えてください。

 

みなさんも是非、コーラと一緒に「春に散る」を観てみて下さい。