飲み物と映画

飲み物を飲みながら映画を見ます

コーラと「愛なのに」

コーラを飲みながら「愛なのに」を観ました。

こんなにSEXする映画と思ってなかったです。

lr15-movie.com

 

 

あらすじ

古本屋を営む多田は突如高校生の岬に求婚される。多田はその願いを思い続けている人がいるという理由で断る。

一方、その多田に思われている人は近々結婚することが決まり、結婚式の準備を進めていた。

しかし夫はウェディングプランナーと不倫関係にあり、結婚生活もギクシャクし始める。

二つの物語が並行して進み、あるとき文字通り交わり、一つの真実が浮き彫りになる。

 

出てきた飲み物

水、ビール、コーヒー、レモンサワー など

 

感想(※以下ネタバレあり)

乳首で喜ぶ自分が恥ずかしいです。

 

登場人物みんな不器用で真っ直ぐで、でもどうしても譲れないものはあるのが伝わります。

 

岬の父親に「愛情を否定するな」という多田はカッコよかった。

あんなところ言い詰められたら、普通ばれちゃったか〜と萎縮して

いや実はねあちらから誘ってきたんですよ、なんて言ってしまう。

そこを多田は「岬さんはなんて言っているんですか。」と岬本人を気遣い

自分の自衛なんてせず誤魔化さず、愛情そのものを否定する気持ち悪いと嫌う

その親を軽蔑した。それはかつての自分も同じように愛を送っていた経験からなのかもしれない。

母親の方は、気持ち悪いんですけど をバリエーション変えて何度も言っているもの面白い。

着物なのもなんかおかしい。

 

あと、御心(みこころ)って神様の心という意味なの驚いたし、確かにそうか。

一緒に笑っちゃった。

都合よく捉えすぎてしまった。

 

愛なのに 同じ愛なのに こうも違う ということなのか

こういう系の作品はまだ捉えられない。爆発してくれたらいいのに。

 

コーラなシーン

・下手がバレるシーン

・結局別の女と付き合う高校生の男

・手紙の音読シーン

・古本屋のシーンはどれも美しい

 

考察

この映画で考察するところは 古本屋の多田はコーラを飲んでいたのか に関してです。

 

結論から先に言うと、私は 飲んでいた と思います。

 

多田は今後も高校生の岬となんだかんだいい関係でいます。

その岬が、古本屋の中でコーラを開栓します。

バシュッツ

「え、ダメでしょ。そんな本に飛んじゃうよ」

「ごめんなさい」

ゴクゴク

「飲むんだ」

「はい、飲みますか」

「いや、これ。だって、ねえ。」

「飲みますか?」

「飲まないよ」

「そうですか。。。」

「うん。」

「その本の主人公、コーラで死にますよ」

コーラ出てこないと思うよ。ましてや死なないと思うよ」

「すみません、ネタバレして」

「多分ネタバレじゃないよ」

 

コーヒーを手にとる多田

「…ッ甘!!」

「コーヒーにコーラを注いでおきました。」

ニヤリと笑う岬。唇が甘味料を含んで光る。

「そんなに飲んで欲しいの。」

「はい、同じ気分を味わって欲しくて」

「でもコーラなんてよくあるでしょ。じゃあ自販機で買ってくるね」

「あ、いや、これがよくて」

「え、うーん、じゃあこれにまた注いでくれる」

「はい」

 

コーヒーの苦さとコーラの甘さが

口の中で喧嘩するのを少し放置してゆっくり飲み込む多田。

コーラのペットボトルに結露した水滴が机を濡らす。

 

結論

コーラ度 ★★★★☆

 

暑い夏にクーラーつけてキンキンコーラと一緒だととてもいいです。

みなさんも是非、コーラと一緒に「愛なのに」を観てみて下さい。