飲み物と映画

飲み物を飲みながら映画を見ます

コーラと「マイ・エレメント」

コーラを飲みながら「マイ・エレメント」を観ました。

吹き替えです。

 

www.disney.co.jp

 

 

 

あらすじ

火・水・土・風のエレメント(元素)が共に暮らす都市エレメント・シティを舞台に、だれも知らないイマジネーションあふれる色鮮やかな世界での奇跡の出会い、予想もできない驚きと感動の物語が始まる。

 

本作の主人公は“火のエレメント”エンバーと“水のエレメント”ウェイド。

様々なエレメントたちが共に暮らすエレメント・シティで、アツくなりやすくて家族思いな火の女の子エンバーと涙もろくて心やさしい水の青年ウェイドは性格だけでなく、その気になればお互いを消せる(!?)性質を持ち、全てが正反対の意外なふたり。

正反対のふたりの出会いは“エレメントの世界”にどんな化学反応を起こすのか?

https://www.disney.co.jp/movie/my-element より

 

 

出てきた飲み物

紫の謎の液体、水(土のエレメントたちにとって) など

 

感想(※以下ネタバレあり)

 

面白かったです。

あらすじの通り”イマジネーションあふれる”作品で

火・水・土・風 に関するブレインストーミングをしまくって

全部詰め込んだような仕掛けがたくさんありました。

 

それぞれのエレメントたちで移動手段が異なり

水は船から放水されて地上に降ろされ

風は飛行船に乗って移動するのですが、エレメントたちが降りると

飛行船はしぼみ沈んでいき、また次の乗客が入ると膨らんで浮かんでいく、

といったそういう使い方があったか!と思い知らされるアイデアが詰まっていました。

 

私自信も理解はしていませんが、

きっとエレメントは移民や民族を表していて、別の民族とは接してはいけない

ましてや恋愛結婚なぞありえないといった現実世界で暗黙的にあるものを

比喩しているのかと思います。

 

各々が別のエレメントに対して偏見を持ち、理解し合えず

特に少数派に対しては白い目を向けて遠ざけたり迫害したりする。

 

印象的なのは、主人公エンバーが働く火のエレメント用の店に

”冷やかし”に水のエレメントが来て、商品に水をかけたり笑っているシーンです。

その土地の人の商品って確かに異質なものに見えて、

笑い物にしてしまうことってあるなと思いました。

 

この映画にはたくさん”虹色”が出てきます。

それもいろんなエレメントの色が混じり合った世界を表しているようで良いです。

 

 

そんなことも踏まえながら、火のエンバーと水のウェイドが

消えてしまうと思いながらも愛ゆえに手を取り合うシーンが感動的です。

水がぶくぶくと蒸発し、火も揺らいでいることで

感情が湧き上がるような表現がされていました。

 

あとエンバーが原付に乗っているのもよかったです。原付にはドラマがある。

 

加えて吹き替えはエンバーが川口春奈、ウェイドが玉森裕太だったのですが

めっちゃピッタリ!何も違和感がないどころか

エンバーは見た目まんまの声が出ていたと思いますし、ウェイドも

頼りないけど優しい感じがよく出ていて、吹き替えで見てよかったと思いました。

 

コーラなシーン

・エンバーとウェイドが手を取り合うシーン

カルシファーみたいな火のエレメントたち

・砂場であることに気づくエンバーたち

 

考察

この映画で考察するところは エンバーはコーラを飲んでいたのか に関してです。

 

結論から先に言うと、私は 飲んでいた と思います。

 

水のウェイドは紫の液体を飲んで、体が紫になったりと

飲み物に対しての抵抗がないと思われるため、コーラも飲んでいたと思います。

体から湧き出る炭酸が目に見えて喉に行き、大きなゲップとなるでしょう。

 

では火のエンバーはどうでしょうか。

水をかけたら、消えちゃうよ〜となってしまうところですが

ウェイドとデートしていた時に、ウェイドを真似して紫の液体を飲むふりをして

蒸発させていました。

 

コーラもきっと蒸発させながらかもしれませんが、飲んでいたかもしれません。

ペットボトルだとすぐに溶けてしまうので、なるべくビンで飲み、

その後はビンを溶かしてコーラの流線を生かした花のオブジェを作ってくれるでしょう。

 

テーブルにはコーラが蒸発してできた砂糖の結晶が、エンバーの光を受けて

キラキラと光っていることでしょう。

 

 

結論

コーラ度 ★★★★☆

お話そのものは、ん?と思うところも実はありますが

そこが気にならないくらい表現力に溢れていました。

 

みなさんも是非、コーラと一緒に「マイ・エレメント」を観てみて下さい。