飲み物と映画

飲み物を飲みながら映画を見ます

コーラと「ゴジラ(1954)」

コーラを飲みながら「ゴジラ」を観ました。

ゴジラ -1.0」公開前にゴジラ作品全部見たいですね。あと、半月はちょっと難しいですが。

 

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あらすじ

原水爆実験の影響で、大戸島の伝説の怪獣ゴジラが復活し、東京に上陸。帝都は蹂躙され廃墟と化した。ゴジラ抹殺の手段はあるのか・・・。戦後の日本映画界に特撮怪獣映画というジャンルを築いた、記念すべきゴジラ映画第1作。核の恐怖を描いた、本多猪四郎の真摯な本編ドラマと、円谷英二のリアリズム溢れる特撮演出が絶妙のコンビネーションを見せ、「ゴジラ」の名を一躍世界に轟かせた傑作。https://www.youtube.com/watch?v=KNDH2mX8wf4 より

 

 

 

出てきた飲み物

ビール、水、お茶 など

 

感想(※以下ネタバレあり)

 

タイトルからコーラ

ズンズンという足音、鳴き声、そして聞き馴染みのあるゴジラテーマ

 

古い映画に慣れていないので最初にキャストが出るだけで新鮮。

文字がゆらゆらと揺れていて、なんかそれすらかっこいい。

 

最初の登場は足のみ。

木造家屋を壊しながら足だけが写り

津波と嵐の身近な恐怖がより一層恐ろしさを増長させています。

 

海の爆発は本当に海軍の爆弾かと思うほど迫力ありました。

 

そしてついに山越に顔が登場。ちょっと可愛いと思ってしまう潰れた顔。

 

その後のありとあらゆるシーンがコーラでした。

 

 

この映画は2回目の鑑賞で、初めに見たときはうまく話を追えませんでしたが、

今回はスッと理解しながら楽しめました。

 

東京タワーから中継し「さようならみなさん、さようなら」という記者のシーンは圧巻です。

 

 

コーラなシーン

・電車を咥えて落とすシーン

・昔の消防車の乗り方かっこよすぎ

・電線をちぎりながら歩くシーン

・高電力の柵を引きちぎりながら歩くシーン

・軽い尻尾で街が壊れるシーン

・戦車の爆弾も効かないシーン

・島の人がゴジラに立ち向かうのに、刀なところ

・火の海のゴジラ

 

考察

この映画で考察するところは ゴジラコーラを飲んでいたのか に関してです。

 

結論から先に言うと、私は 飲んでいた と思います。

 

コーラが日本で販売されたのは、1956年ごろからでゴジラが出てくる1954年よりも後ですが、

どうやらアメリカからの原液が輸入され一般的に販売したのがその年、というようです。

 

その前の1949年には日本にコーラの製造工場があり進駐軍むけに製造、輸入ならば大正時代からあったそうです。

https://www.coca-cola.com/jp/ja/about-us/history より

 

つまり、コーラ自体は1954年にも日本にあったということです。

 

原水爆実験により呼び起こされたゴジラは、船を咥えた時に感じたあの甘味に感激を受けます。

横浜で作っているコーラの匂いに導かれ、ゴジラは日本にやってきたことでしょう。

 

また、残酷な発明をしてしまった芹沢博士も、コーラに溺れたことでしょう。

 

ゴジラと芹沢博士はコーラに導かれた運命なのかも、しれませんね。

 

結論

コーラ度 ★★★★☆

 

白黒映画慣れしてないと難しいかもしれませんが、話の大筋を知っておけば楽しめます。

何と言っても初代はすごいです。

 

みなさんも是非、コーラと一緒に「ゴジラ(1954)」を観てみて下さい。