コーラを飲みながら「ゴジラの逆襲」を観ました。
あらすじ
前作「ゴジラ」の空前の大ヒットを受けて、製作されたシリーズ第2作。漁業会社に勤める月岡らは魚群を追って飛行艇を運転中に岩戸島に不時着する。そこで彼らが遭遇したのは怒り狂ったゴジラと、さらにひと回りも大きい凶暴な巨竜・アンギラスの死闘だった。大阪警察庁は早速緊急会議を開くが、大阪の街では2頭の怪獣による凄絶な戦いが始まる…。超兵器オキシジェンデストロイヤーなしでゴジラを撃退できるのか…。
感想(※以下ネタバレあり)
2回目の視聴です。
初めに見たときは、「ゴジラ」の余力で作ったような映画だなと思いましたが、
今回は面白く見られました。やはり白黒慣れしていないせいで、理解が遅いだけなのかもしれません。
やたらに首が長いゴジラが出てきて、最初に島でアンギラスと戦います。
ゴジラとアンギラスとの格闘シーンは、当初3倍の高速度撮影で撮る予定だったが、撮影助手が撮影速度のコマ数設定つまみを間違えて、微速度撮影(コマ落とし)にするミスをしてしまい、異様に素早い怪獣の動きとなったフィルムが編集で上がってきた。ラッシュを確認した有川貞昌は担当者を怒ったが、円谷英二はこの素早さが野獣の格闘らしいと面白がり、コマ落としの手法のまま両怪獣の撮影が進められた。この手法は以後の怪獣映画作品でも取り入れられた。高速度撮影ではカメラに特注モーターを取りつける必要があったため、結果として操作は楽になった。
wikiにも載っていましたが、めちゃくちゃ早いです。ちょこちょこ動き回って戦います。
デカくて早いってこんなに怖いんですね。
また、前作「ゴジラ」を偉い人たちが会議室で見るシーンがありました。
スクリーンを映すたびにカーテンを開け閉めする人がいるというのがセクシー。
大阪城をぶっ壊すシーンは大変コーラでしたが、ヒビが入って壊れる様がいかにもちゃちい。
そんなことしなくても、ぶっ壊せばよかったのでは、と思いました。
ゴジラ以外のシーンは結構微妙です。
被災してみんなが職場を片付けているのに、主人公たちと社長はヘラヘラしていたり、
ひょうきんな役がみんなにいじられているのに、飲み屋?に来た時は女将が全く出てこなくて
「おい!女将!サービス悪いぞ!」とマジトーンの悪態をついたのも、そんなこと言われた女将もヘラヘラしていたのも怖かった。
ヒロインに関しては、主人公男2人に付き添っているけど、
大体がっかりしているかつまらなそうにしていてなんか不憫だった。
そして最後のゴジラ雪山爆破シーンは、ありえない長くて
「2001年宇宙の旅」の最後を思い出しました。
コーラなシーン
・大阪城を壊すシーン
・謎の囚人逃亡シーン
考察
この映画で考察するところは ゴジラはコーラを飲んでいたのか に関してです。
結論から先に言うと、私は 飲んでいた と思います。
雪山に向かうゴジラ、あれはきっと手に入れたコーラをキンキンに冷やしていたのでしょう。
そんなときに爆破を受けたゴジラはとてもかわいそう。
自らの楽しみにと、核を生み出した人間を滅ぼす仕事を終えたあと
キンキンに冷えたコーラを雪山に残しておいたのに、
雪山に埋められてしまい自分がコーラのように冷やされてしまいます。
大好きなコーラがたくさん飲める、そんな環境をゴジラには作ってあげたいですね。
ちなみにアンギラスは飲んでいません。
結論
コーラ度 ★★☆☆☆
「ゴジラ」に比べたら結構拍子抜けかもですが
みなさんも是非、コーラと一緒に「ゴジラの逆襲」を観てみて下さい。